ANSOL Transmission3DFEMによるギアシステム解析ソフトウェア
新機能
Bodyごとの要素数・自由度数の出力(Rev377 22年10月27日以降)
Preproc/CheckJacobianを実行すると、ヤコビアンエラーのチェックと同時にBodyごとの要素数・自由度を出力します

iSysでRACEの形状と位置をMenu Tree上に表示(Rev377 22年10月27日以降)
iSys使用時にMenu TreeのRACE(NRACE〜)を開くと、RACEの形状・位置・軸の向きが表示されます
RACE形状・位置・軸の向きを確認するのに、RACE設定メニューを開く必要が無くなりました

Tooth Profile(歯形方向)/Lead(歯幅方向)修正量の出力(Rev377 22年10月27日以降)
インボリュート歯形において、歯形修整など形状変更によって生じた理論歯形からの差異をテキストファイルとして出力します

噛合い周期、周波数をPAIR Menuに表示(Rev376 22年7月21日以降)
モデル作成完了後、回転数を指定した上でGenerateを実行できた場合、回転数と歯数から計算された噛合い周期:Mesh Periodと噛合い周波数:Mesh frequencyが表示されます

計算終了時、面圧コンターを含めたIGLASSファイルの自動作成(Rev374 22年1月30日以降)
計算終了時に面圧コンターを含めた結果ファイルの作成が可能です

Pythonによる結果出力(Rev372 21年11月17日以降)
Transmission3Dの計算結果をプログラミング言語Pythonを使用して抽出し、下図のようなグラフやコンター図を描けます

歯当たり分布 主応力の時間変化

修正グッドマン線図 ダメージコンター
歯面検査データ Inspection Fileの利用(Rev372 21年11月17日以降)
インボリュート歯形のTOOTH / INSPECTIONFILEのメニューから、下記4種類の歯面検査データ(Inspection File)をロードし、
歯面修正形状としてメッシュ形状に反映します
- KLINGELNBERG CSV
- GLEASON XML
- KLINGELNBERG MKA
- QUINDOS CSV

NodeSetによるRace結合する節点選択(Rev368 20年12月30日以降)
RACEメニューの Specify NodeSetを使用することで、Raceに結合する節点を選択できます


PV(Pressure×Velocity)コンター出力(Rev368 20年12月30日以降)
PV(Pressure×Sliding Velocity)値のコンター出力それぞれの絶対値を掛け合わせた値を出力し、コンター図を描くことができます


Pressure:歯面上にコンターで出力 PV(Pressure×Velocity)コンター出力
Velocity:接触点上にベクトル表示で出力
ギヤ形状のCADファイルへの出力(Rev366 20年8月31日以降)
従来は歯1本の接触面のみ出力できましたが、新機能では全ての歯車形状をSTEP形式で出力できます
CADファイル(.stp形式)へ出力できるギヤの種類- SUN(外歯)
- RING(内歯)
- BEVEL(ストレートベベルギヤ)
- HYPOID(.spa .kipファイルから作成したスパイラルベベルギヤ, ハイポイドギヤ)

従来:歯1本の接触面のみ出力 新機能:全ての歯を出力


ベベルギア(.stpファイル) リングギア(.stpファイル)
周波数領域データの出力(Rev355 19年9月25日以降)
出力したい周波数帯を指定して周波数領域のデータを.OP2ファイル形式で出力が可能です
ハウジングやキャリア表面の変位、速度、加速度を出力できます音響解析ソフトウェアCOUSTYXで.OP2ファイルを読み込めばハウジングの音響解析が可能です


.OP2ファイルの出力(Rev355 19年9月25日以降)
解析結果を.OP2ファイル形式で出力します
出力した.OP2ファイルをポストプロセッサで読み込むことでギヤ、キャリヤ、ハウジングなどの構造内部を確認することができます
