汎用構造解析ソフトウエア
自分のWindowsマシンで、Implicit解析BCSソルバを使用すると原因不明の
エラーで落ちます。
同じスペックの他のマシンでは同様な現象が発生しませんでした。
調査した結果、アンチウイルスソフトと干渉しているのが原因であることが判明しました。
対策として、アンチウイルスを一時的にオフにするか、ウイルス設定パターンファイルを更新することでエラーが回避できました。
LS-DYNAでクリープ解析はできますか?
機能は限定されていますが、解析できます。
(1)クリープ解析の考え方
クリープ現象があって、荷重で挙動を制御する場合、
εT = εE + εC
ここで、εT:全ひずみ、εE=弾性ひずみ
εEは外力一定であれば変化しないので、εCによりεTは増加。
外力を除いた後は、εE=0 ですが εCが永久変形として残ります。
変位制御の場合は、εT一定となりεCが時間とともに増加しεEは減少します。
(2)使用材料モデル
クリープモデルType#115 MAT_UNIFIED_CREEPを使用します。クリープによるひずみは 通常 応力、温度の関数で、多くのクリープ式が提案されていますが、LS-DYNAでは最もシンプルなクリープ式だけが用意されています。
εC=A * σ**n * time**m
ここで、 εC:クリープひずみ
A : 係数
σ: 応力
n : 係数
time : 時刻
m : 係数
(3)解析のやりかた
- 係数A, n, m を実験結果に合うように決めます。
(任意位置での時間.vs.変形曲線に合うように)
- 直接CADAS/PREからは作成できないので、ELASTICなどで出力後、入力データを編集してください。
- 静的陰解法タイプです。timeで決定した時刻単位を使用してください。
LS-DYNAのハードウエアによる計算速度の違いを教えてください。
問題、LS-DYNAバージョン、リビジョンの違いにより性能は異なってくるため一概には言えませんが、LS-DYNAベンチマークのサイトがありますので、こちらをご覧ください。
2種類のデータが用意されており、中規模(約30万メッシュ)のneon_refinedモデルと大規模(約100万メッシュ)の3 Vehicle Collisionモデルがあり、それぞれダウンロードして測定結果を投稿することもできます。
弊社でも(株)ビジュアル・テクノロジのご協力により何ケースか測定結果を投稿しています。
*MAT_ELASTICを使用しているのに、相当塑性ひずみがゼロではない。
CADAS/POSTで表示される、epspvmは、本来累積相当塑性ひずみのはずですが、弾性材料モデルにおいてもゼロではない値が出力されます。
これは、LS-DYNAが弾性モデルの場合のみ、体積ひずみ(体積変化率)を出力しているためです。
出力ファイルD3PLOTの情報からは、体積ひずみなのか累積相当塑性ひずみなのかを知ることはできません。
- 解析モデルが全て弾性の場合、EPSPVMは体積比ひずみです。
- 解析モデルが全て弾塑性材料の場合、EPSPVMは累積相当塑性ひずみです。
- 解析モデルが弾性+弾塑性の場合、E使用材料モデルにより見方を変えてください。
LS-DYNA970におけるソリッド要素タイプは?
LS-DYNA960まで、特にImplicit解析においては、タイプ2完全積分要素が推奨されていましたが、Ver.970で下記の点を考慮して要素タイプを選択してください。
- タイプ2の要素はアスペクト比が悪いと極端に精度が悪くなる − タイプ1に変更してください。
タイプ2要素のアスペクト比限界は1:1:2程度まで
- 線形弾性問題であれば、タイプ18要素が高精度です。
- 要素分割が十分に細かい場合、計算時間を速くするためにはタイプ1の使用を推奨します。
Implicit解析におけるメモリ不足について
Implicit解析コントロール *CONTROL_IMPLICIT_SOLUTIONにおける ILIMITパラメータに注意してください。
収束状況が良くない等の理由で、ILIMITに大きな値を指定すると、LS-DYNAでは2*ILIMIT*自由度数のメモリが余分に必要になり、実行できなくなる場合があります。
自由度数=10万、ILIMIT=1000の場合必要なメモリ数は 200,000,000ワード(=1.6GB)のメモリが更に必要になります。32ビットOSでLS-DYNAを実行している場合、これだけでメモリ不足となり実行できなくなります。
*BOUNDARY_PRESCRIBED_MOTION VAD=11
IVAD=11は、物体をZ軸周りに回転させるオプションで、半径方向の変形を許します。
このオプションを使用すると、モデルによっては回転する度にモデルが小さくなる現象が発生します。これは、数値誤差が原因です。
| 【対策】 | 倍精度版を使用と、*CONTROL_ACCURACYを追加してOSU=1を設定してください。 |
シェルとソリッド要素の結合について
LSDYNAにはシェルとソリッドを結合する専用オプションとして *constraned_shell_solidというオプションがありますが、LSTC技術サポートは、*constraned_interpolationを使う方法を推奨しています。
他のシェル節点についても同様です。
また、CADAS V12から追加された RBE2でもシェルとソリッドの結合状態を表現できます。
- シェル節点とソリッド節点は共有しておく
- シェル節点=Independent NODE、自由度=ALL、
ソリッド節点=Dependent NODES
Implicit解析における、剛体運動可能なモデルへの荷重負荷は?
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Implicit解析においてδがゼロ以上の場合、LS-DYNAは物体Aに負荷された荷重を無視します。
その理由は物体Aは無拘束のため、荷重を与えた場合、変形量は無限大になるためで、これは、以下のオプションでδ=0として接触状態を表現できます。
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*set_part
999
物体Aのパート番号
$ move to bring into contact (don't overshoot)
*initial_vehicle_kinematics
,999 ,0,0,0,0,δ.0,0 (δの位置は座標系に依存)
0,
0,
Implicit解析でセンススイッチsw1は使用できますか?
できます。
しかし、LS-DYNAのImplicit解析は、収束が満足されてからしかリスタートファイルを出力することはできません。従って収束判定を必要としないExplicit解析よりもレスポンスのために時間は長くなります。
もしリスタートファイルD3DUMP**が必要なければ、"stop"を入力してください。
8CPU並列のLS-DYNAを導入しました。
MPP版が利用できるライセンスかどうかを調べることはできますか?
- LSTE_FILEをエディタ等で開いてください。
-
- #
- LS-POST 06302004
- LS-DYNA_970 06302004
- OPTION: MAX_CPU 8
- MPPDYNA_970 06302004
- OPTION: MAX_CPU 8
MPPDYNAの行があって、最大CPU数が8になっていれば実行できます。弊社からLS-DYNAを導入されたユーザは、SMP版、MPP版どちらでも利用できます。もし、設定が見あたらないようでしたら技術サポートまでお知らせください。
LS-DYNA970 Rev.3858で回転自由度を有するソリッド要素がおかしい。
Rev.3858のバグです。Rev.4500以上でこのバグは修正されています。
LPC-DYNA実行中に、CADASへのデータ変換ができなくなりました。
CADAS V12 LS-DYNA変換モジュールのバグです。対策版が必要な方はお知らせください
| 【原因】 | 反力変換必要・不要に関わらず、SPCFORCファイルをオープンしようとしていました。 |
CADASで厚肉シェル要素の結果を見るとおかしい。
CADAS V12 LS-DYNA変換モジュールのバグです。
対策版が必要な方はお知らせください。